台湾人考

2004年11月15日
夜、台湾の友人が大阪に着いた。
かなり遅かったがディナーとなった。
私の行きつけのレストランがその舞台。
日本人3名が加わり、4人の主役達がそれぞれのセリフを語る。
楽しいひとときだった。

私の知っている台湾の人は付き合うのが楽な人ばかりだ。
それは気を使う必要がないという意味ではない。
信用できるという意味である。
飾ったり牽制したり駆け引きしたりすることのない、実に真面目な人ばかりだからである。
彼らはかなり頭がいいが、それ以上に真摯な姿勢が光る。
一見私は彼らをベタ褒めにしているようだが、実はきびしい目で見ている。
彼らの大国依存体質や目先の利益追求姿勢はやはり中国人そのものである。
だが、大陸と違うのは、彼らはしょうじきであるということ。
大陸政府のように、裏で頭を下げていても表では高飛車な姿勢で押してくるというような複数の面を持っているわけではない。

私の友人達はとりわけ正直さが際立つ。
バカかと思うほど飾りがない。
だから、彼らといるとこっちまで正直になってゆく様で、心の底から安堵する。

赴任先が台湾であったらなと、無理と知りつつ望んでしまう私は、かなりの空想主義者なのかもしれない。

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