いきつけのレストラン
2004年11月5日昨夜は久しぶりに弟にやってきてもらって母の近況を聞いた。
直接会えないことに苛立つとともに、自分自身の愚かさに嫌になる。
私は本当に親不孝な息子だ。
上海に行ってしまうと、もう元気な顔が見れないかもしれないというのに・・・。
上海に行く前に家族みんなにご馳走したい店がある。
みんな合わせても12名しかいないから、ご馳走しても私は破産しないだろう。
とにかくいいレストランだ。
シェフが素晴らしいし、奥さんも料理をよく知っている。
何よりも野菜に関する造詣が深い。
この日記に書くのも確か2回目のはずだ。
会社から歩いて3〜4分の所にあるそのレストランは、案外穴場になっていて、知る人ぞ知る味と値段の2拍子揃った店だ。
「せろり」という名前からもわかるように野菜を売り物にしている。
私はここのオムレツが好きで通うようになった。
会社に面した船場センタービルの地下には食べ物やさんが一杯あり、会社の人で社員食堂を利用しない人たちは殆どがそこで食べる。
私がいる職場は特に食べるものにこだわっていない連中が多く、安けりゃ何でもいいと公言してはばからないヤツが意外に多い。
だから、彼らと行く時は美味いものにありつけない。
ビジネス街の昼食屋で価格勝負しているところではろくな食い物はない。
形だけの食い物だ。
同じたべるなら、あと4〜500円高くてもちゃんとしたものを食べたい。
わかくないのだから。
そんな私が気に入っている店が「せろり」だ。
私には少し気を使ってくれている。
ブラックペパーを用意してくれたり、玉子がなくて他の客に断わっていても、私にはオムレツが出てきたり・・・。
ありがたい店だ。
ここは夜がいい。
コース料理だが、なんと言っても美味い。
野菜が売り物だけに、ソースや塩の選び方がしっかりしている。
皿数も多く、この味、この内容、このボリュームでこの価格・・・。
本当に得をした気分になる。
実は今夜、会社の仲のよい友人と行った。
オッサン同士でまったく色気もないが、気が会うし、私が飲まないので居酒屋よりもレストランにしている。
特にここは二人とも気に入っている店だから問題はない。
今夜も美味しい料理をしっかりと食べた。
彼は家庭菜園を30坪ほどやっていて、その収穫の話題に付き合っている。
見返りというわけではないが、ゴーヤを数本もらったことがある。
無農薬野菜というものにはやはり魅力がある。
店のシェフが言うには、「彼の野菜を見てみたい。もし大根があれば、それだけでもコース料理を作りましょう」とのこと。
話が面白くなってきた。
次回は手作り野菜で楽しめるかも。
上海へ行くことを話すと、残念がっていた。
シェフは客としての私を気に入っていたようだ。
私がこの店を気に入っているように。
常連とは言い難いが度々誰かを連れて訪れていたから、悪い客ではないだろう。
いや、むしろ、彼の知らないところで、いい店があると紹介して回っていたから、私はきっといい客なんだろう。
満腹と満足で心が豊かになったところで店を出て、友人とはいつもの本町駅で南北別れた。
シェフや奥さんが残念がる以上に私のほうが残念だ。
こんな良い店は他にザラにはない。
でも、上海で、このような店を見つける楽しみは確かにある。
それもまた人生の喜びかも。
上海に行くまでに、妹との仲を戻して、昔のように母を中心に兄弟の家族がみんな揃って食事をする機会をもちたいと思う。
その時はマスターに言って特別に母の好物を揃えて貰うとするかな。
直接会えないことに苛立つとともに、自分自身の愚かさに嫌になる。
私は本当に親不孝な息子だ。
上海に行ってしまうと、もう元気な顔が見れないかもしれないというのに・・・。
上海に行く前に家族みんなにご馳走したい店がある。
みんな合わせても12名しかいないから、ご馳走しても私は破産しないだろう。
とにかくいいレストランだ。
シェフが素晴らしいし、奥さんも料理をよく知っている。
何よりも野菜に関する造詣が深い。
この日記に書くのも確か2回目のはずだ。
会社から歩いて3〜4分の所にあるそのレストランは、案外穴場になっていて、知る人ぞ知る味と値段の2拍子揃った店だ。
「せろり」という名前からもわかるように野菜を売り物にしている。
私はここのオムレツが好きで通うようになった。
会社に面した船場センタービルの地下には食べ物やさんが一杯あり、会社の人で社員食堂を利用しない人たちは殆どがそこで食べる。
私がいる職場は特に食べるものにこだわっていない連中が多く、安けりゃ何でもいいと公言してはばからないヤツが意外に多い。
だから、彼らと行く時は美味いものにありつけない。
ビジネス街の昼食屋で価格勝負しているところではろくな食い物はない。
形だけの食い物だ。
同じたべるなら、あと4〜500円高くてもちゃんとしたものを食べたい。
わかくないのだから。
そんな私が気に入っている店が「せろり」だ。
私には少し気を使ってくれている。
ブラックペパーを用意してくれたり、玉子がなくて他の客に断わっていても、私にはオムレツが出てきたり・・・。
ありがたい店だ。
ここは夜がいい。
コース料理だが、なんと言っても美味い。
野菜が売り物だけに、ソースや塩の選び方がしっかりしている。
皿数も多く、この味、この内容、このボリュームでこの価格・・・。
本当に得をした気分になる。
実は今夜、会社の仲のよい友人と行った。
オッサン同士でまったく色気もないが、気が会うし、私が飲まないので居酒屋よりもレストランにしている。
特にここは二人とも気に入っている店だから問題はない。
今夜も美味しい料理をしっかりと食べた。
彼は家庭菜園を30坪ほどやっていて、その収穫の話題に付き合っている。
見返りというわけではないが、ゴーヤを数本もらったことがある。
無農薬野菜というものにはやはり魅力がある。
店のシェフが言うには、「彼の野菜を見てみたい。もし大根があれば、それだけでもコース料理を作りましょう」とのこと。
話が面白くなってきた。
次回は手作り野菜で楽しめるかも。
上海へ行くことを話すと、残念がっていた。
シェフは客としての私を気に入っていたようだ。
私がこの店を気に入っているように。
常連とは言い難いが度々誰かを連れて訪れていたから、悪い客ではないだろう。
いや、むしろ、彼の知らないところで、いい店があると紹介して回っていたから、私はきっといい客なんだろう。
満腹と満足で心が豊かになったところで店を出て、友人とはいつもの本町駅で南北別れた。
シェフや奥さんが残念がる以上に私のほうが残念だ。
こんな良い店は他にザラにはない。
でも、上海で、このような店を見つける楽しみは確かにある。
それもまた人生の喜びかも。
上海に行くまでに、妹との仲を戻して、昔のように母を中心に兄弟の家族がみんな揃って食事をする機会をもちたいと思う。
その時はマスターに言って特別に母の好物を揃えて貰うとするかな。
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