2046
2004年11月2日今日は北陸出張。
夜に企みを持っているため、いつもより早い特急に乗ることにして、自宅を6時10分過ぎに出た。
いつもの東京でもこんなに早くは家を出ない。
この時間だと南海電車も地下鉄御堂筋線も、さらには特急「サンダーバード1号」まで空いている。
これが後30分遅い「サンダーバード3号」に乗るアレンジだと全てが混むのだから身体の疲れ方が変わってくる。
でも、朝のこの30分はやはりつらいものがある。
南大阪に自宅を持つものには避けられない「出張障壁」である。
JRの基点も国内線に強い大阪空港も北大阪にある。
南大阪にあるのは国内線ではただのローカル空港扱いの関西空港だけだ。
福井からタクシーで取引先へ行き、打ち合わせ後、森田駅近くの会社へ向かい、終了後に普通列車で加賀温泉駅まで。
駅前の大きなショッピングセンターで割高感のあるトンカツ定食を食べ、喫茶店であちこちへの携帯電話のやり取りをして比較的大きな商談を一つまとめ、タクシーで関連会社の工場へ行き、会議の後、駅まで送ってもらい、やってきたサンダーバードで帰阪。
本来ならばあと1軒は訪問する時間だったが、企みのため、さっさと帰った。
大阪駅着は16時30分頃。
そのまま自宅へ向かい、家族と連絡を取って、待機するうちに「妻」と息子が揃い、一緒にすしを食べ、時間を待った。
その時はすぐにやってきた。
我々は愛車「ケイヨン」に乗って岸和田へ。
そう、一昨日に買い物に行ったショッピングセンターへ向かった。
実は映画を見るのである。
既に娘とその彼はやって来ていた。
このペアの結納が明日執り行なわれる。
それとは直接には何も関係ないが、先日の買い物でこのショッピングセンターにあるシネマコンプレックスの割引券をもらったことが今夜の「企み」となった。
入場券は午後に「妻」が買ってくれていた。
映画は私の希望で「2046」、王家衛監督作品にした。
家族が一列になって映画を見る事はもう二度とないかもしれない。
そう思うと私は映画への集中を時々緩めては左右に座っている家族を見ていた。
映画はなんとも言いようのない虚しさの残るものだった。
期待が大きすぎた。
それでも、私は十分に楽しめた。
王菲がいる、トニー・レオンがいる、コン・リーがいる、チャン・ツィイーがいる、カリーナ・ラウがいる・・・。
特にトニー・レオンと王菲は「恋する惑星」の再現だ。
それだけで嬉しかった。
私は菲迷。
でも、何度も言うが、映画は愚作だった。
各キャストの個性はそれなりに出ていたが、作品としてはまとまりのない、出がらしのようなものだった。
チャン・ツィイーがますます好きになった。
本当に大きな可能性を持っている素晴らしい女優だ。
帰宅したのは日付が変わった後。
家族4人は久しぶりで同じ屋根の下で寝た。
私の部屋は「妻」と娘に占拠された。
夜に企みを持っているため、いつもより早い特急に乗ることにして、自宅を6時10分過ぎに出た。
いつもの東京でもこんなに早くは家を出ない。
この時間だと南海電車も地下鉄御堂筋線も、さらには特急「サンダーバード1号」まで空いている。
これが後30分遅い「サンダーバード3号」に乗るアレンジだと全てが混むのだから身体の疲れ方が変わってくる。
でも、朝のこの30分はやはりつらいものがある。
南大阪に自宅を持つものには避けられない「出張障壁」である。
JRの基点も国内線に強い大阪空港も北大阪にある。
南大阪にあるのは国内線ではただのローカル空港扱いの関西空港だけだ。
福井からタクシーで取引先へ行き、打ち合わせ後、森田駅近くの会社へ向かい、終了後に普通列車で加賀温泉駅まで。
駅前の大きなショッピングセンターで割高感のあるトンカツ定食を食べ、喫茶店であちこちへの携帯電話のやり取りをして比較的大きな商談を一つまとめ、タクシーで関連会社の工場へ行き、会議の後、駅まで送ってもらい、やってきたサンダーバードで帰阪。
本来ならばあと1軒は訪問する時間だったが、企みのため、さっさと帰った。
大阪駅着は16時30分頃。
そのまま自宅へ向かい、家族と連絡を取って、待機するうちに「妻」と息子が揃い、一緒にすしを食べ、時間を待った。
その時はすぐにやってきた。
我々は愛車「ケイヨン」に乗って岸和田へ。
そう、一昨日に買い物に行ったショッピングセンターへ向かった。
実は映画を見るのである。
既に娘とその彼はやって来ていた。
このペアの結納が明日執り行なわれる。
それとは直接には何も関係ないが、先日の買い物でこのショッピングセンターにあるシネマコンプレックスの割引券をもらったことが今夜の「企み」となった。
入場券は午後に「妻」が買ってくれていた。
映画は私の希望で「2046」、王家衛監督作品にした。
家族が一列になって映画を見る事はもう二度とないかもしれない。
そう思うと私は映画への集中を時々緩めては左右に座っている家族を見ていた。
映画はなんとも言いようのない虚しさの残るものだった。
期待が大きすぎた。
それでも、私は十分に楽しめた。
王菲がいる、トニー・レオンがいる、コン・リーがいる、チャン・ツィイーがいる、カリーナ・ラウがいる・・・。
特にトニー・レオンと王菲は「恋する惑星」の再現だ。
それだけで嬉しかった。
私は菲迷。
でも、何度も言うが、映画は愚作だった。
各キャストの個性はそれなりに出ていたが、作品としてはまとまりのない、出がらしのようなものだった。
チャン・ツィイーがますます好きになった。
本当に大きな可能性を持っている素晴らしい女優だ。
帰宅したのは日付が変わった後。
家族4人は久しぶりで同じ屋根の下で寝た。
私の部屋は「妻」と娘に占拠された。
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