海外からのメール

2004年10月30日
台湾の義弟が中国広東省の東莞市で頑張っている。
会社の新規事業立ち上げでもう半年間も行きっぱなしで、まだあと半年間は続くという。
彼のPC環境には日本語ソフトがないのでメールは英語だが、彼とはよくやり取りするので文体がわかっており、辞書を引く必要はまるでない。
アジア人の英語は話す言葉もだが、書いてある文章も判り易い。
尤も、私のは英語とはとてもいえない代物だが・・・。、、

先日、メガネの展示会で東京へ出張したが、その時に会った中国企業の女性社長からメールが来た。
美人で品のある才媛に弱いと自覚症状のある私だが、彼女はまさにそのもの。
北京で日本製のメガネ、周辺機材や用品を小売店に卸している。
何かお手伝いをしてあげたくなり、私の担当している素材の購入者であることを言い訳として、彼女の欲しがっていた情報をまとめて中国語でメールした。
中国語ワープロソフトに翻訳ソフト、果てはネットの翻訳サイトまで動員し、勿論私の持っている全ての日中辞典を駆使して、書いた、書いた、A-4半ページで約1時間。
あとで読み返すたびに稚拙な表現が気になり、何度も書き換えたものを昨夜送ったら、なんと今朝、返事が返ってきていた。
私は来春から上海へ行く身だから、当然中国語は習っており、まだまだ未熟だが英語よりも自信がある。
だから、読むのは早い。
辞書を引いたのは3語のみだ。
かなり丁寧に、しかもその魅力にひきつけるかのような謝辞の含まれた文章だったが、私はすぐに返事を書くことをためらい、書かないことにした。
中国人のビジネスウーマンとのスタンスが未だに測りきれていない未熟な私が飛び切りの才媛にお相手できるはずもなく、ましてや老師とまで言われると穴があったら入りたくなるほど気恥ずかしい。

この二つのメールを考えると、私の場合、海外へ出て行くことが怖くなくなったのは言葉の壁がかなりなくなってきているということを示していると思う。
英語も中国語も、私はまだまだまともには会話も出来ないと思うが、最低限の範囲で他人との意思の疎通が図れるし、仕事の交渉も相手次第で出来るようになってきた。
国境を意識しない私が目指している姿に少しずつ近づいていると思うし、ここ最近の仕事からも中英語は必要になってきているのもあるが、怖さがなくなったから自然と話しをするようになっているし、外国語苦手意識も水で薄められてきている。
要は積極的になってきたから、進歩があるということなのだ。
これはどんなことにも当てはまる。

やるからには積極的にやろう‼

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