初めての関東でのゴルフ

来春からお世話になる会社の上司とその顧客、本来ならばかなり気を使う組み合わせだが、元々親しく付き合っているもの同士なので、楽しいゴルフとなった。

5時30分に起床、テレビのニュースを眺めているうちに6時が近づき、慌ててシャワーを浴び、用意しておいた荷物を持ってチェックアウト。
待合せは五井駅に7時だったが、内房線は電車の本数が少ないので、6時33分に着く電車に間に合わせた。
ボスも既に着いており、早速ゴルフ場に向かったが、おかげでかなり早い目にチェックインすることとなった。
いい傾向だ。
スコアもこうありたい。
体調はまずまずだが、最近のショットの不安定さはかなりひどく、結果的には今日も迷惑を掛けないようにするのが関の山だった。

顧客のお二人も着き、いざ勝負。
和気藹々とはこういうグループなんだろう、といえるほどに楽しく、キャディさんも驚く明るさ。
罵倒も世辞も全てが陽気で、笑い声しか残らない。
久しぶりに腹の底から楽しめるゴルフだった。

食事で皆が飲むビールが今日は羨ましくなかった。
私も進歩しているのかな。
禁酒がこれほど気持ちのいいものとは思わなかった。
前回の禁酒は肝臓からサインが出て仕方なく半年止めたもの。
その前は結婚前に1年半。
どちらも飲みたい気持ちを抑えての禁酒だったが、今回はなぜか飲みたいとは思わない。
歳が歳だからか・・・。
何にせよ、いいことには違いない。

快調に進んだため、早々と終了し、入浴。
道具を宅急便で送り返し、精算して、次回は台湾で行うことを約し、解散した。
ボスに羽田まで送ってもらうことになり、途中の「海ほたる」で木更津名物のアサリをお土産に買ってもらった。
この人はいつもこういう気配りが自然に出来て、本当にすごいと思う。
もう至れり尽くせりで恐縮の一日だった。

羽田空港でよく会う女性とまたまた会ったので少し話をした。
お互いに来春は大きな変化がある。
それも、向こうは北京、私は上海へゆくことになっている。
不思議な縁だ。
Eメールで近況を伝え合い、連絡が出来るようにすることになった。
男女の間というものではなく、単なる知り合いの同胞という接点だが、異国での生活、残された人生などからも、私はこういう小さな接点を大切にしてゆきたいと思う。

帰りの便は一つ早いのに変更し、空席待ちついでにJシートにした。
疲れた身体には窮屈なシートはつらいからだ。
最近、また少し贅沢になってきている。
いかんいかん。

帰宅後、洗濯物とアサリを片付けて、これから入浴だ。
少し早いがもう寝ることにする。