着々と

2004年12月1日
顧客のN氏が久しぶりにやってきた。
退任がいよいよ間近かと思わせる内容だった。
東証一部上場企業の元役員で、定年後に顧問となって残られている方だが、台北でお会いしてからいろいろとお世話になってきた。
どうやら来年3月末でリタイヤされるようだ。
淋しくなる。
上海へ来られるように勧めた。
絡みがありすぎて難しいかな。

時間は本当に生真面目だ。
休むことを知らないし、気分次第で調子を変えることもない。
N氏にとってはいかがだろうか。
私にとっては、時間は冷酷なマシンそのものだ。
いよいよあと3ヶ月で私は今の会社を去る。
新しい仕事を考えると、今、後ろを振り返っている場合ではないが、好きな会社だけに寂しさはひとしお。
しかし、それを語るべきではない。

午後、来春から勤める会社の大阪工場へ行き、中国の新工場に設置される生産設備の調整状況を確認した。
問題はまだまだ出尽くしていないが、徐々に解決できるだろう。
開業スケジュールの都合で、新工場長は2月から、私は3月に入社してすぐに赴任となりそうだ。
ISO9000と14000の早期取得の指令を受けた。
当初は開業半年後から取得への行動開始を考えていたが、猶予はなくなった。
その分、多忙が上積みされるわけだ。

現地の受け入れ態勢もかなり進んでいる。
新工場はまもなく内装工事が始まる。
来月に入ったら上海オフィスも内装工事にかかる。
2月には住まいの内装工事。

私や周りの人たちの感情や都合に配慮することなく、流れは速くなっている。
いよいよだ、いよいよ。
明日はその新工場の所在地となる中国江蘇省から視察団が来る。
新しい名刺をもって応対する。

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