検眼

2004年12月9日
検眼
目がまたまた悪くなっている。
歳だから、ですませていたが、本当にそうだろうか。

眼科医も眼鏡士も気にしていない。
病気じゃないから。
眼鏡が売れるから。

医者は患者が多少でも悩んでくれる方が存在感がある。
予防効果がありすぎると金を取れる疾病が減る。
所詮他人の悩み。だから、眼科医は当てにならない。

眼鏡士は言う、「我々は眼鏡を売っているのではありません。視力を売っているのです」
しかし、きっちり高いフレームを出してくる。
グレードの高いレンズを提案し、「目によい」を連発する。
じゃ、安いものは目に悪いのか、そんなものなら最初から出すな、売るな。

店ごとの特徴がある。
レンズ加工に強い店は遠近両用の歪みが少ないし、上下ともぴたりの視力を出してくるが、そうでない店は度の幅を狭めようとするため、どちらかを犠牲にする。
大抵の場合は手元分を少し犠牲にするようだ。

昨夜行った店はまさにそうだった。
仕事の繋がりで知り合った店で、心斎橋駅の近くにある。
どうせ買うならここにしようと思って行ったが、はっきり言ってイマイチだった。
これじゃ韓国のいつもの店のほうが優れていると思うし、ずっと買ってきた国内の大手チェーン店のほうがジャストだ。

確かに私はやりにくい客かもしれない。
でも、浮気はしていない。
一度決めたら同じ店でずっと買う。
自分がいいと思ったら他の人へも薦める。
よくないところがあればはっきり言う。
それでも対応してくれない場合は他の店を探す。
悪い客じゃないと思う。

眼鏡って幾つも買う人は少ない。
だから立地条件の比較的良い眼鏡屋は、客のリピート購入よりも、一度でしっかり儲けようとするようだ。

「妻」の友人は私がよく行く店で高いものを買ってきた。
結果的にそんなものを勧められ、断われなかったようだ。
彼女は、知らない店だと不安だし、少しは安くなるだろうと思い、知っている店を尋ねてきたので、「妻」は自分も買ったことのあるその店を薦めた。
でも、結果は気の毒なものだった。
彼女が裕福であればなんともないだろうが、我が家と同じレベルだから、かなり思い切った買い物だったと思う。
「妻」がついて行っての結果だけに、店に腹が立った。

当然クレームはつけたが、発注した後ではどうにもならなかった。
店は、事もあろうに、僅かの値引きでごまかそうとした。
そんなことが大嫌いな私であることを知っていながら、店長は判断を誤った。

その直後に出張でソウルへ行った時、同行者が行きつけの眼鏡屋でコンタクトレンズを買うのに付き合い、自分も一つ買ってしまった。
安さも驚いたが、何よりセッティングが良かった。
売り方も気持ちよかった。
以来、私はそこで買っている。

でも、かわいそうなのは、私の行きつけだからということでずっと上記の大手チェーン店で買っている娘と「妻」だろう。
やがて新しい店探しを彼女らでしなければならないだろう。
少なくとも昨夜の店がそうなるとは思えない。

同じセッティングで4つ持っている私は、自分の周囲では多く買っているほうだと思う。
しかも今回、さらに一つ買おうとしているわけだ。
カジュアル時にかける樹脂フレームが欲しかった。
勿論、私はトラカジ。
ピンと来るものがなく、取り寄せて次回にということだ。
買うかどうかは店の今後の対応を見てから決める。
断われないが・・・。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

この日記について

日記内を検索