右肩痛

2004年12月22日
先日から右肩に激痛が走ることがしばしばあり、ゴルフも思いきり振り抜けない状態でやったので自分としては不納得な成績だった。
五十肩の再発かと思っていた。
昨夜、あまりの痛さになかなか眠れなかったので、今朝、出勤後に会社の近くの国際ビルメディカルセンターにある整形外科へ行った。
昨年4月の肉離れ以来のここへの通院である。

寒さが増してきて痛む人がふえたのか、待合は混雑状態。
長く待たされ、ようやく名前を呼ばれて医師の前に行くと、服を脱げという。
少しでも動かすと痛い腕でようやく上半身裸になり、医師の前に座った。
前回は女医さんだったが、今日は院長。

もう60歳は有に過ぎているだろう。
明らかにカツラとわかる頭髪で、話し方も入れ歯口調。
あれこれ触りながら、痛いかと聞いてくる。
もうどこを触られても痛いのだから、とにかく顔をしかめながら「痛い」というより他はない。
お前はサドか。

レントゲンを撮るにも痛さをこらえて時間がかかる。
たった一箇所、右肩が痛いというだけでこれだけ動きが遅くなる。
情けないけどこれが今の私。
日頃忘れてしまっている健常であることのありがたさを痛感した。

レントゲン写真の前で医師は言った。
「痛いでしょう?」
「はい、痛いです」
「これは相当痛いでしょう?」
「はい、相当痛いです」
「めちゃくちゃ痛いでしょう?」
「めちゃくちゃ痛いからきてるんやないですか。何とかしてください」
写真を指差しながら、「ここを見てください」という彼の指先を見ると、我が上腕骨の球形状の部分に1cmほどの何かがついている。
「これですよ。あなたの肩の痛い原因は。これは痛いわ」
「なんですか、これ?」
「石灰質やな」
「カルシウム?」
「そう。それにしてもこれは大きいわ。いつから痛かった?」
「以前からちょっとずつ・・・」

医師がカルテに書いた病名は、右石灰沈着性肩峰下滑液包炎。
なんじゃこれは?
「手術ですか?」恐る恐る聞いた。
「いや、通院で半年やね」
「半年もないんですわ。3月から上海へ行きますねん」
「ほな、出来るだけ通院して、ギリギリまで様子を見よう。注射で吸い取る方法もあるしな」
それなら初めからそうしてくれ。
患者なら十分確保できてるじゃないか。
飲み薬、塗り薬、シップ薬をもらって、電気治療をして、早々に会社へ帰った。

あの写真を見てから、痛みが増したような気がする。
早速、昼食後に服薬し、たまり溜まった仕事を必死でこなしたが、PCを扱うにも肩の痛みが襲い、調子が出ない。
これは絶対に上海へ行くまでに治しておかなければならないな。

夜は仲良し4人組の忘年会。
いつもは別社会にいるためなかなか会えないでいるY氏も加わり、行きつけのレストランへ。
忘年会は実は私の激励送別会だった。
いいたい放題わめきあって、お開きは午前0時30分。
レストランもいい迷惑だったろう。
会社の周辺を少しうろつき、解散。
タクシーで帰宅したのは午前1時30分。

3時に一度布団に入ったが痛みはなかなかおさまらず、再び起きて日記を書いている。
この右肩、本当に辛い。

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