正月風景その2

2005年1月3日
冬休みも今日で終わり。
朝から大阪市内へ買い物に出かけた。
同行者は「妻」、暇をもてあましているもの同士、デートよろしく出掛けた。
バーゲンが始まっているのと、休みが短いことが理由だろうか、皆が街中へ行こうと電車は超満員、ミナミは混雑、デパートは人でゴチャゴチャだった。

連れ添って歩く二人はどこから見ても仲のよい熟年夫婦だろう。
こういう表面だけの枯れた関係でも夫婦という形が維持さえできれば、それはそれでいい人生だと思う。
だが、我が家の場合は、娘が結婚したらそれさえも消えることになっている。
私が中国へ行き、距離をあけることで何とか思い止まらせたいと願っているのだが、向こうの意思はかなり固い。

私は、上海用の下着類を買い、日本橋の電気街でマウスとPCソフトを買い、中国関係の商品を売っている「上海新天地」という商業施設でいろいろと買い込んだ。
日本橋は異様な目つきの男でごった返しており、マニアという人種が持つよどんだ空気はどうも馴染めない。
ある時期の私もこうだったのだろう。
今ではPCは私にとってただの道具でしかない。
なくては困るが、これが生きがいでは決してない。

「妻」はあれこれ見て歩くのだが、これはと思うものがないのか、結局は何も買わなかった。
付き合ってくれたのだから何か買ってやろうと言ったが、要らないと一言。
この辺が少しでも変わってくれたらいいのだが・・・。
でも、法善寺にお参りした折に引いたおみくじを、その内容がよかったのか、彼女は電車の中で何度も読んでいたが、そのしぐさが結構可愛かった。
元々色白で目も大きい彼女は、年に似合わず、時々見違えるような可愛い表情をする。
私がこういうのも変な話しだが・・・、いい女であることには違いない。
しかし、結論はすでに出ているのだから、いつまでも後ろ髪を引かれていてはいけないのだろう。

今年の正月休みはあっけなかった。
でも、私にとっては当分は味わえないかもしれないものだ。
この目に十分に焼き付けることが出来たと思う。

花園は元旦に3回戦があり、大阪朝鮮が昨年と同様に埼玉の正智深谷に惜敗した。
残念だった。
応援に行けばよかったと悔やむばかりだ。
もう一つの大阪代表である王者、啓光学園には悪いが、他の試合には興味がない。
高校サッカーもまったく見る気がしない。

ライスボールでは松下電工インパルスが勝利を飾った。
松下電工のディフェンス陣が立命の攻撃を抑え、完勝だった。
今の会社での私のアシスタントKさんがこのチームのチアリーダーとして出場している。
仕事繋がりは全くなく、あくまでも彼女は個人資格の参加らしいが、ここ数年、チームと共にがんばってきての日本一だ。
嬉しいだろうと思う。
今夜は東京で2度目のお正月を祝っていることだろう。

明日はみんなと会う、最後の新年互礼会だ。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

この日記について

日記内を検索