身体は正直

食っちゃあ寝、食っちゃあ寝の結果が70.4Kgという体重に表れた。
通常よりも3Kg強も多い。
理想体重からすると13Kgもプラスだ。

昨日朝の互礼会が終わった後、2階のエレベーターホールは大混雑で、9基のエレベーターがフル回転してもなかなか人が減らなかった。
何を思ったか、私は階段を歩いて上り始めた。
最初は足取りも軽かった。
だが、8階を過ぎる頃には足が棒になり始めていた。
戻って行く先は席のある16階。
10階から上はもう意地との戦いで、最後の2階分は手摺りを持つハメに。
脚力の衰えに加え、体重の増加が容赦なく私をあざ笑う。
上りきったという達成感よりも大きな屈辱感の中で、切れた息を必死で整えた。
こりゃあ大変だ。
サバイバルに巻き込まれたら真っ先に脱落すると思う。
何とかしなくちゃあ。

例の肩の痛みは簡単には取れない。
服薬、塗り薬、シップをすでに半月以上続けているが、激痛こそ治まったが肩を動かせないのは変わらない。
カイロで温めながら、こわごわ腕を動かしている。
今夜、行きつけの整骨院へ2度目の通院をした。
いつもの如く針を打たれるのだが、なんとまあ私の身体はバカ正直だ。
痛くて動けない腕が、針を2〜3本打ってもらうだけで動くようになるから面白い。
単純というか、素直というか、私の身体のツボは至ってクイックリーに反応が出る。
それも鍼灸医の思うがままだから、かなり腹が立ってくる。
いい加減にせえよ、俺はもっと複雑なんやから。
そう言いたいのだが身体がバンバン反応する。
なんて正直なんだ。
私と私の身体は・・・。

明日は今年最初の東京出張。
忙しい一日となるだろう。
でも、スケジュールの最後は心が弾むプライベートタイム。
ゆっくりとしたいものだが日帰りのさだめ。
余韻が残るくらいがいいのかもしれない。