なんとなく・・・

2005年1月6日
かつてのザ・スパイダースの歌「なんとなく なんとなく」が好きだ。
彼らの歌は自然な心のつぶやきを素直に謳い上げているから好きだ。
特に前述の曲は「雨に唄えば」や「シークレットラブ」と同じ波長を持っている。
いくつになっても心が弾む。

今日の東京出張は結構ハードなスケジュールをこなすものだった。
夕方からのプライベートタイムは急遽取り止めとなり、その分しっかり仕事をした。
ご褒美は、腹一杯に、回っていない美味しい寿司の御馳走。
早めに打ち合わせと食事を終えて、早々に帰路につき、途中モノレールで寝過ごしたりしたが、かなり時間を残して羽田空港に着いた。

しかも、目一杯東京に居たかったから朝の関空で帰り分もチェックインをすませていたが、当初の予約よりも遅らせ、最終便にしていた。
だから時間がかなりあったが、ラウンジでゆっくりし、21:00発の便のJシートで寝て帰ってきた。

結果的にプライベートタイムが予定変更となったことは、淋しいと言えば淋しいし、多少がっかりしたが、私のそういう気持ちよりも、健康を損ねている人の病状を心配する気持ちの方が正直言って強かった。
今はとにかくしっかりと養生して、元気になってもらうことが一番なのだから。
健康でさえあればいつでも挽回できる。

で、羽田空港のラウンジにいる時から、飛行機の中、関空からの電車の中、そして今も、頭の中で一つの歌が繰り返されている。

なんとなく なんとなく
なんとなく しあわせ・・・・・

うまくいかなかったことや、期待はずれであったことなどのマイナス面を差し引いても、まだ今日の私はプラスのゾーンにいると思う。
デメリットばかり意識しても前には進まないから私はできるだけメリットを考えようとしている。

大きな幸せは節にはなるが得るのも維持するのもなかなか難しいし、他人の祝福が歪むこともある。
幸せは小さいものをどう見つけるかだ。
それを見つける目、すなわち幸せの感度は、統一基準や極意などなく、各自が自分の置かれているところのすぐ足元にあるものを凝視できるかどうかということだろう。
私にはまだ見抜く力はないが、小さな幸せがそこにもここにもあることはわかる。

東京で、何人かを引き連れて挨拶周りをする中で、自分がいましている仕事があってこの先があることをあらためて感じた。
何事も前を目指しているから開けることが実感できる。
そう、健康で、積極的な考え方をしている間は私はまだまだバリバリの現役だ。
だから心がうきうきしてくる。

プライベートタイムが意外な結果になったが、それはそれで私にはいい「間(ま)」を与えてくれた。
そう考えるとマイナス部分はどこにもなかった。

なんとなく しあわせ・・・・・

これでいいかも。

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