美しき壁

2005年1月7日
仕事のパートナーR女史と久しぶりに2ショットで食事した。
会社のギトギトした部分に直面して苦しんでいる彼女を諭すつもりで誘った。
明るくて素直ないい人を悩ませる最大の要素かもしれない私の存在を棚に上げての講釈三昧に彼女はよく腹も立てずにいたと思う。

そもそも今夜の彼女が悩んでいたのは仕事に絡むしがらみと立場毎の利への主張に対する嫌悪の感情から冷静さを失いかけていたことによるもの。
他人事ではないのだが、評論家よろしく何かアドバイスをと楽な役回りを演じるつもりでいたが、実はミイラ取りがミイラになり、私が悩んでいることを彼女に壁になってもらったのだ。

今、私も幾つかの当面の課題に対し、解決策がなかなか出てこないで苦しんでいる。。
この先、何らかの窮地に立つことが容易に考えられ、焦っている。
なにが彼女へのアドバイスだ。
結局は彼女がいなかったら私はもっと落ち込んでいたに違いない。

彼女に話すことで、自分が直面している問題点の整理となり、客観的に見つめることが出来、ついには解決の糸口が見え始め、元気が出てきた。
彼女はそんな私の壁となってくれたのだ。
本当にありがたかった。

その人とあと2ヶ月弱で別れなければならない。
男女の恋愛感情などは禁断事項として受け止めているから、そういう寂しさはありえないだろう。
ただ、彼女を見守るとかカッコイイことを言う割には、私は心の底で彼女の助けをあてにしていたといえる。
どうか、がんばって欲しい。
今のままの姿勢と笑顔を持って前に向かっておれば、必ずやれるのだから。
私もがんばる。

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