グレード感

2005年3月23日
朝、9時に揚子江大酒店でボス、L氏とともに、日系商社のS氏と会う。
S氏は私の属する会社の主要な代理店で、上海にある現地法人の蘇州事務所に常駐している。
今回は材料の加工屋を紹介してくれるとのことで、わざわざやってきてもらった。
早速、真北路にあるその工場を訪れ、幾つかの打合せをし、市内中心部にある淮海路で昼食を食べ、S氏と別れた。

その後、コンサル会社を訪問し、さらに私の東京の友人でボスとも共通の知人であるK氏の会社の上海法人を訪れ、挨拶をした。
コンサル会社は古いが威厳のあるビルで内装もきれいに作ってあった。
社長のT氏はかなりグレード感を意識する男で、以前に京都であったときもやたら5つ星のホテルの常連であることを強調していた。

それに比べて、K氏の会社は場所もやや外れで、ビルもかなりレベルが低く、日系企業が入るような高級感はまるで無かった。
オフィスもただ机が並んでいるだけのものといっても多分叱られないくらいのレベルで、実用範囲ではあるが客も訪れにくいように思える。

わがオフィスはビルの構えをまず重視した。
オフィスそのものはコンサル会社より多少劣るが十分に使いやすさとグレード感はキープできていると思う。
器の大切さを私なりに理解しているからだ。
そこで働く人、そこを訪れる人の心理が大きく変わる。
構えが重要な時は確かにあるのだ。

夕方、日系商社の来客があり、近くの中華レストランで東北料理を食べる。

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