敬老の日

2005年9月19日
6時25分起床。
体調不良を反映してか、どうも寝足りない。

朝から本社のメールが入ってこない。
そこで気がついたが、日本は今日、敬老の日だ。
こっちへ来て、日本の休日の感覚がだんだん薄れてゆく。

今週は月曜日と金曜日が休日で、3連休の狭間に平日が3日間あるという、天国のような週だ。
ひところの欧米からの「働き過ぎ」攻撃で日本は休日が増えた。
休日そのものを増やすと共に、固定休日を変動振替制にした。
その結果、成人の日も、海の日も、体育の日も、敬老の日も月曜日になり、そのまま土日とあわせて3連休が増えた。
その経済効果をどうのこうのというつもりはない。
休暇というものが労働効率を高め、生産性を上げるということを言いたい。

本社は自分たちが特権階級であるかのような錯覚を持っているのだろうか。
それともかつての日本の経営者のように労働者に滅私奉公を求めているのだろうか。
休ませるな、働かせろ、という見解だ。
勿論、ここ、中国の現地法人たる我が社の社員に対してだ。

何を楽しみにして、どう作業効率を上げさせるかが重要なのに、とにかく「働け」では人は前に進まない。
私は社員との距離を探りながら、測りながら、徐々に軌道修正をしてゆこうと思っているが、まず本社の上層部の古い頭を説得しなければならない。
責任者たる私が生産性の向上を約束したのだから、任せた以上、私のやり方を理解して欲しい。

中国の休日数は日本の3分の2以下である。
せめて私の責任の範囲内でその差を少しでも縮めたい。
そのほうがきっと効率も定着率も上がる。

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