ハプニング

2005年9月26日
6時30分起床。
「妻」が帰ってすぐに次の訪問者がある。
東京から友人のIさんが奥さんと共に3泊4日でやってくる。
「人恋し」の私にとっては何よりも嬉しいことだ。
帰った後の寂しさが尾を引かないで済む。

先週の後半は仕事にならなかったが、今週も休む日があるのでみんなには申し訳ないと思う。
でも、日頃から個人の生活部分を大切にしようとする私の考え方がこの会社に浸透してきているようで、みんなすごく協力的だ。
当然、みんなも自分自身の時に周りから理解されたいだろうし、引け目を感じたくないだろうと思う。
要はお互い様だということだが、何もこれはもたれ合っているという図式ではなく、優先事項をはっきりさせるという積極思考の現れであるといいたい。

先週末に受けた顧客からの厳しい現実の洗礼に対して、今日は終日、その対処に多くの時間を費やされた。
しかし、それさえも前向きに考えようと思っている。
これからの考え方を日本の本社にいる上司や仲間に告げて承認を仰ぎ、協力を依頼した。
更に、こちらのみんなに前向きに考えていることを伝えた。

常に自分たちが前に進むようにしていきたいし、そうしなければ楽しくない。
人生は楽しくなければならない。
だから苦しいことも、しんどいことも、次に来る楽しいことの前提であり、序曲であり、当然歩まねばならない道の途中なんだから、逃げずに受け止め、いや、むしろ、それさえも楽しんじゃえと思っている。
常に明るく考えられるようにしなければならない。
「災い転じて福となす」

天津からの顧客の来訪もあり、仕事は目まぐるしいままに夜まで続いた。
20時30分に帰宅し、すぐに夕食を食べに出て、そのまま友人のIさん夫妻が泊まるはずのホテルに行った。
着いたのは22時過ぎ。
彼らは遅くとも30分以内に着くはずだったが1時間経っても着かない。

更に1時間。
この間に会社のL部長に状況を告げて空港への確認を依頼し、ホテルのフロントには何度も確認した。
ここのフロントはまるで対応がダメで、かかってくる電話が聞き取りにくいといきなり切ってしまったりしている。
問い合わせても日本人の予約はもうないという。
何を聞いてもいい加減な返事しかしない。

L部長から空港へ確認した結果の電話があり、何かのハプニングがあったようでノースウエスト機は成田を出発できていなかった。
とすれば他の便に振り返るか、臨時便か次の便に回される。
なぜ電話がないのだ。
彼の日本の電話番号は自宅に帰らないと判らない。

フロントにメッセージを残し、タクシーで急いで帰宅した。
Iさんの日本の携帯電話に電話したら、出た。
どうやら成田のホテルに泊まり、明日の早朝便で来ることになったらしい。
私の携帯電話の番号をひかえてこなかったらしく、ホテルには電話を入れたが日本語しか話せず通じなかったという。

ということはあのときの電話は彼からか・・・。
「やっぱりなぁ、お前らしいや」と噴出してしまった。
翌朝のスケジュールを取り決め、私は明日の車を頼んでいる別の友人に連絡した。
こういうハプニングも楽天家のIさんにはよくあることだ。
あいつは私よりも人生を楽しんでいる事は確かだ。

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