朱家角

2005年9月27日
6時30分起床。
会社を休んで友人Iさん夫妻に上海を案内する日。
会社の車を使わずに友人のLさんに車を出してもらった。
彼女は30歳を少し過ぎた女盛りのアクティブウーマン。
考え方も生き方もしっかりしている典型的な上海女性だ。
それでいながらすごく可愛い表情を見せる。
たいていの男はこの笑顔にコロリとまいってしまう。
私とて例外ではなく、あと10歳若かったら・・・と思うことしばしばだ。

9時半に10時間遅れで日本から着くはずのIさんたちを迎えに彼らのホテルに行き、到着を待った。
途中連絡が入り、1時間ほど遅れるという。
ようやくやってきたときに一番先に発した言葉は、「大変やったねえ」
他にもっと気のきいた言葉がないのかと自分の薄さを嘆く。

Lさんとも合流し、上海から車で約1時間の青浦区にある「朱家角」に行った。
当初は「周荘」を考えていたが、そこは人気があるから全体的に高姿勢だとのLさんの意見を汲んで「朱家角」に変更した。
「周荘」よりも少し規模を小さくした水郷で、風致地区になっており、日本の柳川や倉敷の面影がある。
川べりの食堂で地元料理の昼食をとり、手漕ぎ船で水路を行き、復路は川べりを歩いて風景を楽しんだ。
写真を撮り、橋から魚を逃がし、老街をのんびりと歩いた。
みんなが仕事をしている時に申し訳ないと思うが、ゆとりを感じて実に気分のいいものだった。

その後、上海市内に戻り、古北でマッサージをやってもらい、台湾料理を食べた。
みんな、お腹が一杯と言いながら最後の氷あずきまでしっかり食べた。
Lさんとは一旦別れ、3人で外灘の夜景を見て、和平飯店のジャスを聞いた。

バンマスがいない。
訪ねると健康を損ねているという。
80歳を超えているはずでとても心配だ。
彼らとは初めて上海へ行ったときからずっと訪ねて行っている。
今夜、オリジナルメンバーはテナーサックスの人が一人だけだった。
時の怖さを垣間見た。

その後、Lさんと合流し、4人で夜遅くまで飲む。
明日、私は常熟へ行き、泊まりとなる。
アテンドは、昼間は会社のFさん、夜は今日のLさんに頼んである。
本当に楽しい1日だった。

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