来客

常熟でも6時30分起床。
起床時間を書く必要がないほど毎日同じ時間になっている。
歳を取った証拠だ。

朝のシャワー、朝食とする事はいつもの上海の朝と一緒。
工場までタクシーで約10分乗り、8時30分に出勤した。
その後、幾つかの案件を処理し、昼前に上海へ向かう。
途中、昼食を食べ、着いたのは午後3時。

オフィスに電話が入り、友人が杭州から着いて我が家の近くの百盛百貨店の飲食街で待っているという。
武漢へ行くために今夜は上海に泊まらねばならないというので我が家に泊まることになっている。
適当なホテルがなかったからで、空いている部屋に泊めて、男同士飲んで語ろうということにした。
仕事を適当に切り上げて自宅へ帰り、友人と合流。
荷物を運び込んだらすぐに外灘へ出かけ、南京路をブラブラし、飯を食べ、虹橋の行きつけの店でしっかり2時まで飲んだ。

二人の会話で使用する言語は中国語だ。
私の会話の実力は初級クラスをようやく出たくらい。
ただ、読み書きは結構できると思う。
ピンインで携帯電話のメールも打てるし、書いてあるものは一応声を出して読める。
でも、その内容を会話としてはなかなかしゃべれない。
傍らに辞書が必要だ。
英語も似たようなもの。

3年前に南通へ行くバスで知り合って、その後、前職のオフィスに連絡があり、巡り巡ってようやく連絡を取った。
今、杭州で勤めているという。
我々の感覚とは違い、中国内を転転とすることに何の抵抗もないらしく、転勤、転職を嬉しがっているように思える。
その辺に大陸的な大らかさがうかがい知れる。

彼は明日、午後からの便で虹橋空港から武漢へ行く。