疲労感

2005年10月15日
7時15分起床。
朝ドラを観てしまう悪しき(?)習慣のため、土曜日でもこの時間に目覚める。
歯を磨きながら15分間のドラマを観て、熱い湯を張った浴槽に身を沈め、束の間の静寂を楽しむのが、毎朝のメニューであり、上海に来てからほとんど欠かさずに続けてきた。
しかし、歳か、はたまた積もり積もった疲労のせいか、湯上りのすっきり感がない。
やけに身体が重いのだ。

上海の土臭い水のせいではない。
私はボディシャンプーをかなり沢山入れて、石鹸風呂のようにするので臭いはあまり気にならないのだ。
発泡の入浴剤なんかを使ったこともあったが、基本的にあれは好きじゃない。
理屈的には弱酸性の湯になり、肌にはよいはずだが、肝心の泡がはじけるときの超音波で疲労が癒されるというのはどうも眉唾くさい。
あの錠剤程度の泡では効果はほとんどないだろう。

それよりも、本物のニンニクやフルーツを浮かべたほうがずっと効くに違いない。
特に穏やかで優しい自然の甘い香りは心を和ませ、その結果、疲労感もなくなってゆくはず。
ただ、底の浅い、場末のホテルのバスのような浴槽はどうしても好きになれない。
湯量が少ないから温まらないし、第一、身体を洗ってから入りたいのに外の洗い場がないから浴槽内で洗うことになり、最後に温まることができない。

中国ではほとんどシャワーで、浴槽に湯を張る習慣はこれまでなかった。
しかも、毎日浴びる人はまだ少ない。
だから、汗腺にたまった老廃物が出ず、体臭ぷんぷんの人が結構多い。
それでなくても衣服が生乾きで臭く、夏場の地下鉄やエレベーターなどでは鼻をつまむこともある。

風呂から出ると、BSテレビの朝ドラ連続をかけ、下着姿のままでPCの前に座り、メールをチェックするのが決まりのパターン。
今朝は昨夜からやりかけていたISOの本審査の報告書を翻訳した。
本来ならば私以外の社員は中国人ないし元中国人なので、彼らが約すのだが、今回は所見の必要性もあったので自分で約した。
ようやく10時過ぎに出来上がり、会社の幹部社員にメールで送って訳文のチェックをしてもらい、ほぼOKの確認をし、所見を入れて昼過ぎに日本本社の関係者へ送った。

その後、少し寝て、15時から自宅で本社から求められている経理資料の作成作業をし、もう日が暮れ始めて室内灯が必要になった16時30分、今夜開催されるB級グルメの会のためにシャワーを浴び、支度を始め、17時30分、自宅を出てタクシーで会場へ向かった。
場所は静安寺より北へ車で7〜8分ほどのところ。

この会は先日の大阪オフ会でお世話になったYOさんが主宰しているメーリングリストのメンバーの中で、父親の代から上海で暮らしておられるYMさんが中心となっていつとはなしに根付いてきた面白い会だ。
私もよく参加させてもらっている。
今夜は綿その会社がPC関係でお世話になっているシステム会社の日本人女性営業のOさんも友人を誘って初めて参加してくれた。

盛会のうちに会は終わり、同じ虹橋へ戻る繊維系商社の方とタクシーで戻り、私はそのまま別の友人が待ついつもの店に行った。
前日の疲れがかなり残っている身体を励まして日付変更線の手前までのみ、帰宅した。
明日こそはゆっくり寝よう。

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