上海の病院

2005年10月17日
6時30分起床。
いつもどおりに出勤し、幾つかの仕事をこなす。

と、たった2行で日記を書き上げる人もいるだろうな。
私は相変わらずのダラダラ書きだ。
勿論、読んでくれる人を意識して読み易くする、なんてできるはずもない。

昼前に友人のLさんに電話をすると、同居しているWさんが緊急手術で入院した、とのこと。
他省の人なので上海では健康保険がなく、医療費はひとまずLさんが立て替えることになったが、手術代と1週間の入院費で2万元はゆうに超えるだろうし、Wさんが簡単に返せるとも思えないから、Lさんの大きな負担となるだろう。
それでも仕方がないから、とLさんはさらりと言う。
かなり親しい関係でないとこうはいかないはずだが、LさんとWさんは6月からの使用人と雇われ人の関係だけ。
こういう部分が日本人と違うところであり、私が上海に魅入られるところでもある。

終業後、私は花を買ってその病院へ行き、Wさんを見舞った。
Wさんの病室は6人部屋で、Wさんの隣は空いており、5人が入っていた。
4名に家族などの付き添いがいた。
看護婦以外に病室毎に付き添い婦さんがいて、1日20元で依頼する。
婦人病棟でも男子が入って行ける。
見舞い時間は自由で制限はない。
以前、台湾で義弟を見舞ったときに驚いたが、ここも同じだという。
このあたりも日本と考え方が大きく違う。

Lさんの車で帰る途中で食事をした。
こぎれいな和食の店だったが、値段の割に内容はいまいちで、演出ばかりが一人歩きし、見掛け倒しだった。
最近、上海にはこういう店が多い。

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