起床は6時25分。

一旦会社へ行き、10時まで仕事をする。
その後、浦東空港へ向かい、大韓航空カウンターでチェックイン。
初めてこの航空会社を使う。
上海からはこれかアシアナ航空ぐらいしかない。
あとは中国系の航空会社だ。
短い距離なのに料金は随分高かった。
ある種の期待をする。

ラウンジが利用できない出張にも慣れてきた。
免税店などで時間つぶしをして、機内に乗り込むと、案の定、乗務員は美人揃い。
私の席の担当は笑顔が素敵で優しい口調でささやくように話す。
同じような元国策会社が日本にもあるが、乗務員の良し悪しだけで言っては気の毒かもしれないが、上下えらい違いだ。
丁寧な対応、無駄のないアナウンスなど、よく作り上げられたサービスシステムだと思う。
ただ、機内食はいまいちだった。

上海からソウルは1時間40分のフライト。
大阪よりも近い。
中国で韓国製品が幅をきかしているが、この距離感は本当に両国の経済関係がよく判るものだ。
アジアは経済的に一つの括りとなるべきだと思う。

1年ぶりのソウルだ。
空港でまずレンタル電話を借り、人民元をウォンに両替した。
バスで市庁舎前のソウルプラザホテルまで行き、チェックイン。
このホテルは4回目、つまり、韓国へもその回数というわけである。
しかし、このホテルは今、日本人に人気があり、料金は上がり、サービスが低下している。
昨年の10月に来たときはまだ韓流ブームの真っ只中で、「冬のソナタ」でミニョンがユジンに自分がジュンサンであることを告白したホテルとして有名になり、日本人の観光客がどっと押し寄せた結果だ。
実は、価格の割には古くて部屋も小さく、サービスもいまいちなので、自分としては変更したいのだが、私をアテンドしてくれる大企業がその近くにあり、便利なのでそのままここを頼んでいた。
でも、次回からはやはり別のホテルにしようと思う。

朝10時に会社を出てからホテルにチェックインするまで約7時間。
フライト時間は2時間弱なのにトータルで時間がかかるのはやはり海外渡航だからだ。
都心から離れた空港、2時間前のチェックイン、イミグレーションなど、時間のかかる要素が多い。
アジアでも比較的便利な空港を強調する二つの都市でもこれだ。

19時、H社のPさんが迎えに来た。
彼と食事をする約束だ。
彼は滞在中のほとんどをアテンドしてくれる。
現在、直接のビジネスはないのだが、友人として、かつてのパートナーとして、今でも丁重にもてなしてくれる。
文字が全く読めない国にきて、英語ではあるが意思の疎通が図れる、非常にありがたい友だ。

南大門のメガネ屋で以前作ったメガネのレンズ交換をした。
どうも相場より高い感じがする。
私は値切らないからボラレているのかもしれない。
食事は焼肉にしてもらった。
牛肉は元々あまり好きではないのだが、今夜は抵抗なく焼肉を食べた。
やはりこの国の焼肉は日本より上だ。

その後、適当に飲んで23時に別れた。

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