ここでも起床は6時30分。
迎えに来るのは11時で、かなりゆっくりした朝であった。
朝食は2階のバイキング。
よく泊まるホテルの中でここの朝食は私のランク付けではかなり低い。
これも次はこのホテルを止めようと思う理由の一つだ。
ただ、この街の他のホテルを知らないから、軽々に批判を言う訳にはいかない。
でも、次回は別のホテルにしてもらおう。

11時にPさんがやってきた。
早速、タクシーで本日の訪問先であるD社にLさんを訪ねて行った。
Lさんは私と同じ歳で、Pさんの元上司。
趣味はマラソンという健康派で、温厚で笑顔の素敵な頭のよい人だ。
今はPさんの会社と日本企業との合弁会社の社長を務めている。
彼とも約1年ぶりの再会だ。

商談を済ませ、昼食はタコちりをご馳走になった。
その後、新設された国立中央博物館に行き、韓国の文化の歴史を学んだ。
とはいっても、広い館内はとても一日では観ることが出来ず、我々も急ぎ足で全体の30%を観るにとどまった。
以前、別の博物館に行ったとき、展示品の貧弱さに驚き、中国や日本という侵略国に略奪された宝物が以下に多いかが推測された。

今日の博物館は国の権威をかけて築いたもので、韓国の財閥や有力者の支援の大きさを感じた。
すごい宝物が脈絡なく配置されている。
つまり、それは寄贈された宝物であることを示している。
寄贈品は必ず活かさねばならないが、時として孤立する宝物も出てくるからだ。

Lさんとは途中でわかれ、一旦ホテルに戻り、荷物を置いて、Pさんと市の中心部に新しくできた人造の清流の「堤」を東大門まで約5Kmほど歩いた。
実によくできた施設で、水がマイナスイオンを出したり、周囲の気温を2〜3度下げる効果を持っているという。
何よりものどかで、楽しい、都会のオアシスそのものだ。
できるならば次回はこのようなオッサン同士ではなく、若い女性と歩きたいものだ。
その後、ホテルに戻り、最上階でフランス料理を食べた。
昨夜が遅かったので今夜は早めに別れた。

明日は顧客の韓国法人を訪問する。

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