ひどい夜

2005年12月9日
起床は6時30分。

昨日に比べて幾分温かく感じる朝、冷蔵庫に残っていた卵でスクランブルエッグを作り、コーヒーとヨーグルトとヤクルトというごく健康的なメニューの朝食パート1を食べた。
その後、運転手が迎えに来て、車での通勤途上でいつものサンドイッチを買って出勤。
会社で社員の入れてくれたコーヒーを飲みながら朝食パート2。
これシーンだけ見ると、実に健康に配慮した真面目な単身生活と映るだろう。
しかし、健康的なのは朝から夕方までで、18時を過ぎると豹変するから我ながら怖い。

今夜は観光で来ている先輩のIさん夫婦たちのアテンドとして、上海人でISOのコンサルタントのLさんが一席を設けてくれた。
場所は豫園のよく行く有名レストラン。
我が社もお世話になったが、ISOの取得では実直なLさんの性格が社員の成長を促し、良い方向へと進めることができた。
本来ならば私が一席を設けるべきだが、今夜は譲って御呼ばれに与った。

Iさん夫妻、Iさんの友人のOさん夫妻、Lさんと奥さん、お嬢さん、それにLさんのビジネスパートナーの日本人Eさんに私という賑やかな顔ぶれとなった。
車の都合で1時間遅れた私を彼らは気持ちよく迎え入れてくれ、乾杯の後、いろいろと語り合った。
Lさんの気持ちよいおもてなしに皆は心から楽しんだ。

ホテルまで送った後、私はいつもの店にやって来たが、そこへHさんからメールが入り、どこにいるかというので正直に言ったが、今すぐそこに行くという。
この店が嫌いな人だから、私がここに来ないで欲しいという気持ちが増幅して、もう行かないという言葉を引き出し、それを私が裏切っているという。
怒る気持ちはわかるが、私には毛頭約束する気持ちはないし、選択しなければならないなら初めから結論は出ている。
誠意がないと電話の向こうからきつく叱責された。
心の許せる友人を一人失った。

その後、店には最後までいたが、ママや何人かのスタッフが酔いつぶれて寝てしまい、起こそうとしても起きないので、ついキツイ言葉を言ってしまった。
するとママが起き上がってきて私を罵り、そこらへんにあったものを投げつけた。
私は驚きと戸惑いを隠せなかったが、他のスタッフが止めに入り、私に去るように頼んだので、私は後を任せて帰宅した。
心の安らぐ空間を一つ失った。

友人を失い、今また、行きつけの店も、である
ひどい夜だった。

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