○○納め
2005年12月30日起床は6時30分。
8時45分に家を出て、常熟へ向かう。
今日は今年最後の出勤日、つまり仕事納めだ。
私はこの日の出勤場所に常熟を選んだ。
10時30分、工場に到着したらすぐに開発区へ挨拶回り。
中国の政府関係機関の休暇は1月1日から3日まで。
我が社は一日分前へずらした。
結果的には仕事のけりがつけ易くてよかったのだが、日本人として正月を迎えるためには前日にその準備をしたいという気持が強かったためだ。
中国にある企業に日本人の感覚を織り込むなんて許されないのかな。
でも、この範囲なら構わないだろう。
昼食はきのう日本から来た工場長のフィアンセも誘って工場長と運転手との4名で南海漁村酒店に行った。
ここの味付けは日本人向きで私は好きだ。
だから、来客などと昼食を取る時は大抵ここになる。
3月に結婚する二人を肴にあれこれ話してたっぷり食べた。
午後からは工場の掃除が終わった段階で全員を集め、仕事納めの挨拶をした。
来年のこの挨拶には工場長の通訳がなくても話が出来るくらいにはなりたい。
各自の来年にかける抱負は年初式で話そうと思う。
皆早々に帰って行った。
私も上海へ向けて出発した。
車は私を自宅で降ろした後、営業部長のLさんの家に向かった。
サンプルを届けるためだ。
Lさんは濃霧で飛行機が飛ばなかったためスケジュールを変更せざるを得なくなった。
昼に電話の向こうで申し訳なさそうにしている彼の顔が見えた。
「ほら、僕のいったとおりじゃない?」
霧のおかげで笑って一年が終えられたのかも。
自宅で荷物や書類を整理し、アーイさんが上手く仕上げられないシャツの襟や前立てにアイロンを掛けているとLYさんから「百盛」で待っているとメールが入った。
そうか、食事の約束をしていたのだ。
すっかり忘れていた。
風邪のせいか食欲がなく、何か簡単に食べようと思っていた。
急いで出て行ったが、その途中でL部長から昨日行った「花蝶」に行きたいので電話番号を教えてくれという。
私もそこで済ませるつもりだったので、やむを得ず変更した。
彼も女性の友達連れ、それも二人を相手にするので、一人どうかなんて冗談を飛ばしてくる。
だがこっちも約束があるのでそれは次回の楽しみにした。
彼はなかなかの発展家だ。
それ以上は言うまい。
結局、以前よく行った洛城広場に移転した「植村」に行った。
食べ飲み放題ではまずまずの味で、二人で400元、この種の店では少し高めだった。
私は体調不良であまり食べられなかった。
その後、近くの店で少し飲んで、23時に「百盛」まで戻り、LYさんとは別れた。
自宅で再びアイロンを掛けながら、昨日決別した友人のことを考えていた。
これまであったいろいろなことが思い出される。
禁煙では、タバコを本当に嫌いにならないと止められない。
何でもそうだ。
じゃ、私はLさんを嫌いになればいい。
できるか?
いや、そう簡単に人を嫌いにはなれない。
まして、これまでの付き合いを考えると、無理だろう。
後ろ髪を引かれている間はタバコも酒も止められないものだ。
どうすればいい。
わからない。
時間は確実に進んでいる。
このまま年越しか。
8時45分に家を出て、常熟へ向かう。
今日は今年最後の出勤日、つまり仕事納めだ。
私はこの日の出勤場所に常熟を選んだ。
10時30分、工場に到着したらすぐに開発区へ挨拶回り。
中国の政府関係機関の休暇は1月1日から3日まで。
我が社は一日分前へずらした。
結果的には仕事のけりがつけ易くてよかったのだが、日本人として正月を迎えるためには前日にその準備をしたいという気持が強かったためだ。
中国にある企業に日本人の感覚を織り込むなんて許されないのかな。
でも、この範囲なら構わないだろう。
昼食はきのう日本から来た工場長のフィアンセも誘って工場長と運転手との4名で南海漁村酒店に行った。
ここの味付けは日本人向きで私は好きだ。
だから、来客などと昼食を取る時は大抵ここになる。
3月に結婚する二人を肴にあれこれ話してたっぷり食べた。
午後からは工場の掃除が終わった段階で全員を集め、仕事納めの挨拶をした。
来年のこの挨拶には工場長の通訳がなくても話が出来るくらいにはなりたい。
各自の来年にかける抱負は年初式で話そうと思う。
皆早々に帰って行った。
私も上海へ向けて出発した。
車は私を自宅で降ろした後、営業部長のLさんの家に向かった。
サンプルを届けるためだ。
Lさんは濃霧で飛行機が飛ばなかったためスケジュールを変更せざるを得なくなった。
昼に電話の向こうで申し訳なさそうにしている彼の顔が見えた。
「ほら、僕のいったとおりじゃない?」
霧のおかげで笑って一年が終えられたのかも。
自宅で荷物や書類を整理し、アーイさんが上手く仕上げられないシャツの襟や前立てにアイロンを掛けているとLYさんから「百盛」で待っているとメールが入った。
そうか、食事の約束をしていたのだ。
すっかり忘れていた。
風邪のせいか食欲がなく、何か簡単に食べようと思っていた。
急いで出て行ったが、その途中でL部長から昨日行った「花蝶」に行きたいので電話番号を教えてくれという。
私もそこで済ませるつもりだったので、やむを得ず変更した。
彼も女性の友達連れ、それも二人を相手にするので、一人どうかなんて冗談を飛ばしてくる。
だがこっちも約束があるのでそれは次回の楽しみにした。
彼はなかなかの発展家だ。
それ以上は言うまい。
結局、以前よく行った洛城広場に移転した「植村」に行った。
食べ飲み放題ではまずまずの味で、二人で400元、この種の店では少し高めだった。
私は体調不良であまり食べられなかった。
その後、近くの店で少し飲んで、23時に「百盛」まで戻り、LYさんとは別れた。
自宅で再びアイロンを掛けながら、昨日決別した友人のことを考えていた。
これまであったいろいろなことが思い出される。
禁煙では、タバコを本当に嫌いにならないと止められない。
何でもそうだ。
じゃ、私はLさんを嫌いになればいい。
できるか?
いや、そう簡単に人を嫌いにはなれない。
まして、これまでの付き合いを考えると、無理だろう。
後ろ髪を引かれている間はタバコも酒も止められないものだ。
どうすればいい。
わからない。
時間は確実に進んでいる。
このまま年越しか。
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