元旦

2006年1月1日
起床は9時。

工場長のJさんからの新年挨拶の電話で目が覚めた。
ゆっくり起き出し、暖房を入れ、浴槽に湯を張った。

2006年、あけましておめでとう。
この一年をすばらしい年にしたい。
自分の努力と周りの協力が上手く絡めば出来るはず。
気負わず、留まらず、蟻の歩みでいいから、いつも歩いていられるように頑張りたい。

朝風呂に入って身を清め、龍華寺へ初詣に行った。
上海市街地の南西部にある古い寺院で、先日、会社の先輩のIさんがプライベートで来られた時に案内した寺院だ。
最寄り駅は地下鉄の上海体育館駅、または、漕渓路駅。
さすがに元旦、一般的には3連休の初日だけに、参詣客はかなり多い。

文革で叩きのめされた寺院などの宗教関連施設は、国家の開放政策の進化、発展が商売や就職、受験などの過当競争を生み出す結果となり、大衆の神仏への祈願が増え、日々多くの参詣客を得ている。
昨今、寺院などで祈念するこの国の人は、いずこでもそれこそ老若男女が大きな線香を振りかざして懸命に拝んでいる。
その姿は真剣そのもので、社会主義国家での宗教のあり方が完全否定から黙認状態を経て、今や観光資産として評価されるまでに至っている。

私もビジネスの発展を祈った。
中国の寺院に参ってもご利益はあると思う。
多くの人が手を合わせる相手には何かの力が宿っているはず。
毎年、私は除夜の鐘を聞きながら住吉大社に参ってきた。
住吉さんとて多くの人の気持が託されていなかったら只の古い建物かもしれない。

帰宅後、たまっている洗濯物を洗うことにした。
正月早々に洗濯とは、我ながら惨めな思いが漂う。
でも、いつも履いているジーパンがちょっと臭うので、ついでにパジャマや靴下も洗うことにした。
乾燥機へは明日放り込もう。

夕食は19時過ぎに友人のLさんと「植村」へ行った。
Lさんは、私がどうも好きになれない日本人達と麻雀をしていたが、口実を作らせて引っ張り出した。
誰と付き合おうと勝手だが人を選ばねばとんでもないことになると言ってはみたが、何も知らない歳でもなく、自分で判断できると返された。
確かにそういう意味では私より世間慣れしていると思う。
その後、会社へ立ち寄り、郵便をチェックしてから自宅へ戻った。

23時過ぎに友人のHさんと昨日の続きを話そうということになり、待ち合わせ場所に向かう。
上海には24時間営業の飲食店が結構ある。
タクシーを飛ばして市内の南西部の簡単な食事が出来るチェーン店に向かった。

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