寒いーっ!

2006年1月6日
起床は6時30分。

前日の天気予報で今日は最低気温はマイナス3度、最高気温が3度とのこと。
朝起きたら8度あった気温がどんどん下がり、昼には3度。
夕方にはついに零度になった。
さらに夜、風が吹き、夜中の温度は確かにマイナス3度。

ヨーロッパへ行った時、気温を示す表示が多いのに驚いたことがある。
寒暖の差が大きな大陸では気温は生活で重要な要素。
特に寒さは生命に関わるだけに、関心が高いのだろう。
勿論アメリカも中国も大陸性気候だから、テレビでも天気予報が多いし、街には気温表示がやはり多い。

上海においてもカーラジオのニュースなどで天気予報は各ポイントの温度をどんどん伝える。
それ以外に話題はないのかと思えるほど連発されるので、初めのうちは戸惑いもあったが、今ではそれに慣れたというよりも自分から進んで聞くようになったし、話題にもする。
携帯電話で1日2回以上の天気予報配信を受けているが、本当に必要だと思う。

工場長のJさんが今日から日本へ帰る。
先日から遊びに来ていたフィアンセと共に自分の母親も連れて、先方の家に挨拶に行くためだ。
仕事中も心ここにあらずのようだったが、顔が崩れてたるみきっていたと思う。
結婚というステップは周囲を本当に明るくさせる。
日本国籍を持っているとはいえJさんは中国人、姑との生活は妻となる日本人にとっては難しいだろうが、Jさんのやさしさが支えてくれるだろう。
どうか幸せな家庭を築いて欲しい。
挙式は3月だ。

夕方、営業部長のLTさんが電話を受けて顔を曇らせた。
以前の大連での同僚が上海にいたが、その人が急死したとのこと。
55歳ぐらいの単身赴任の日本人で、その会社には他に日本人はいないらしい。
各所に連絡をした後、彼は早退した。

夜、友人のHさんと食事の約束があり、18時30分過ぎに徐家匯へ行った。
ものすごい寒さ、空気が冷たい。
遠くの店を勧められたが歩きたくないので、すぐ近くのあまり美味しくない中華料理を食べながら、いろいろと積もる話をした。
上海の冬の夜の繁華街はきらびやかではあるが殺伐としている。
一見、活気があるようで、そのくせ他人行儀な上っ面の世界がある。
この地では人の温もりが何よりのご馳走かもしれない。

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