血圧

2006年1月12日
起床は6時30分。

久しぶりの通常出勤で、朝の時間がゆったり出来た。
風邪の症状はさらに進み、ひどい頭痛に加え、悪寒が走るようになってきた。
あまりにひどいので午後から近くの日本人医師のいる医院に行った。
診断としては風邪だったが、頭痛の原因は別にあるといい、血圧を測りだした。
すると、160/105、つまり高血圧症であるとのこと。

私の家系は高血圧で悩んできた。
父は私が9歳の時に脳溢血で死んだ。
動脈硬化でコレステロール値が高かったと後で母から聞いた。
その母も血圧がかなり高く、目眩などで悩んでいた。
弟も高血圧症で治療を受けている。

私は意外にも血圧が正常で、健康診断などでは太り過ぎの数値を指摘されていたが、血圧のこれまでの最高値は一昨年の秋の128/94だった。
その時は下の数値が高いので注意するように医師から言われていた。
しかし、僅か10ヶ月の上海生活でこうも数値が上がるとは思いもよらなかった。
運動不足、飽食、不規則な睡眠など、不摂生がたたったようだ。
このツケは大きい。
1週間様子を見て、血圧が変化しなかったら降下剤の投与を始めるという。

医者から血圧計を買うように言われたので、近所の電気屋に探しに行ったがなかった。
運転手が掃除のアーイさんなら知っているというので電話で聞いてみたら、「上海には売っていない。私が日本人の友人から借りてあげる」という。
そんなはずはないとは思ったが、彼女の好意を素直に受けることにした。
彼女はまだ私の家にいたので迎えに行き、その友人宅へ借りてきてもらった。
その後、私は「百盛」で売っているのを見つけ、別のメーカーのものを買って帰った。
夕食はいつもの「花蝶」だが、塩分控え目のメニューばかり選んで食べた。

夜、友人のSさんが看病だとやって来てくれた。
でも、そんなにつらいわけではないのであまり手を掛けないままに、Sさんは帰っていった。
こうして来てくれるだけでも有難いことだ。
上海などで一人で暮らしていると、こういう暖かい気遣いが嬉しい。

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