計測機器の校正

起床は6時30分。

頭痛はかなりひどく、血圧が上がっているのが脈打つ側頭部でわかる。
このまま血管がプッツンすると私はヤバイ。
朝7時30分の測定では167/112で脈拍数は96。
思っていたよりかなり悪い。

いつものように8時45分に車に乗り、途中、いつものサンドイッチを買い、9時に出社。
アーイさんに昨日の礼を述べ、簡単な謝礼の物を添えて借りてもらった血圧計を返却した。
痛い頭で仕事をこなしたが、思考が定まらない。
何とか昼まで頑張り、昼食は昨日の礼も込めてアーイさんも含め、上海事務所の全員に「花蝶」でご馳走した。

午後、顧客とのアポで徐家匯へ行き、打合せ。
その後、昨日の医院へ寄り、購入した血圧計の校正をした。
ただ、医院の血圧計が校正しているかどうかわからない。
医療機関で使用する計測機器や治療器の数値が正しい保証はまるでない。
考えてみれば、医療機関ほど校正が必要なところはないはずだ。
彼らは自分が使っている機器がきちんと管理されているかどうか知っているのだろうか。
私の器具は担当してくれた看護婦が使用していたものとほぼ同数値だった。
その看護婦さんは綺麗な日本語を話していたが、日本語以上に彼女の容貌は綺麗だった。

帰宅後、再びSさんが看病に来てくれた。
何も食べないでいたから、助かった。
Sさんが帰った後、寒気の為に風呂にも入れず、そのまま寝床に入ってDVDを見ていた。

12時過ぎ、絶交中のLさんから電話。
誰に聞いたか、看病に来ると言う。
きっちり断り、以後の断絶を宣言した。
声の調子にはいつものプライドは感じられなかった。
少し気の毒に思ったが、お互いにこれが一番いいと思う。