雪景色

2006年2月18日
雪景色
起床は8時。

カーテンを開けて驚いた。
雪景色だ。
細かい雪が降り続いていて、木々や屋根を白くしている。
上海に来てちらつく雪を見た事はあったが、積もった雪はこれが初めてだ。
でも、この雪はすぐに消えるだろう。
気温は3度、結構肌寒い。

10時にアーイさんが姪を連れてやってきた。
昨秋に外大付属の日本語学校に入ったばかりで、よく判らないので教えてくれと言う。
約1時間半いろいろと教え、午後からの授業に出るために彼女らは帰っていった。
アーイさんには3歳の男の子がいるが、故郷の姉から預かった姪の面倒も見ており、まるで自分の娘のように可愛がっている。
中国人の身内を大切にする気持がよく見える。

「花蝶」での昼食の後、地下のスーパーで冷凍食品やビールなどを買って帰った。
気分はますます乗らない。
明日の夜には提出しないといけない報告書が全然できていない。
しかも明日は終日、外出の予定が入っており、今夜中にするしかないがこの心理状態ではできないことは自分が一番よく知っている。

一体私はどうしてしまったんだろう。
私を支える身体の柱がなくなってしまったような無力感から抜け出せないでいる。
何も考える必要はなく、ただ作業をするだけなのだが、それができない。
ジレンマを通り越して、あきらめの域に入っている。

絶交した人から無理難題にも等しい課題を持ちかけられた。
できるはずがないし、しなければならない理由も無い。
当然、真正面から反論した。
朝の雪景色のさわやかさはとっくに消え失せてしまっている。
ドロドロは当分続くだろう。

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