昨夜からそのまま朝になった。
日付は変わるが、眠っていないと頭の中の日付はそのままなんだろう。
だから今日は2倍生きてやる。
昨日と今日の日付をダブらせて。
敵は睡魔かな。

朝6時、チェックアウトし、ホテルカーのレクサスに乗り込み、そのまま空港まで寝た。
確かにいい車だ。
よく眠れる。
いつもこれならいいのだが、中国ではこの車はかなり高くて現状では乗れない。
尤も、日本では自分で運転しなければならないから、たとえこの車が買えてもこの快感は得られないだろう。

空港ではいつものパターンで、ラウンジでPCをいじくることで睡魔を払いのけていた。
帰りの機内では往きと同じ客室乗務員がアテンドしてくれた。
口の右下にほくろのある優しい顔立ちの日本人で、慇懃でなく、接し方が自然で気持ちよかった。
JAAは最近、台湾人スタッフの責任者が増えている。
これはいいことだ。
サービスがきめ細かく、メリハリがついている。
日本人スタッフもそれに引っ張られてレベルが高くなっていると思う。
親会社のJALに比べてはるかにいい。

関空では一度入国し、ターミナルビルを約2時間うろうろし、JJさんからから頼まれていた昆布茶など細かいものを買いあさり、さらに中に入ってラウンジで2時間過ごし、睡魔と闘った。
乗り継ぎがよくなく、早朝便で台湾から日本へ帰り、上海へは5時間半後の夜便で戻るという、一見無駄な時間の使い方を余儀なくされたが、実はこういう時間の使い方が好きで苦ではない。
これも歳のせいだろうか。

浦東空港には誰かが迎えに来てくれるかもしれない、と思うと飛行機の中でも眠れなかった。
いろいろと楽しいことを考えている。
気持ちが弾む。
たった4夜留守をしただけなのに、上海が懐かしかった。

ところが空港には当然来ていなかった。
昨夜の電話で、仕事が終わってからだと時間が間に合わなくなるかもしれないから、途中でピックアップする約束になっていたからだ。
でも、本当は来て欲しかった。

飛行機を降りてすぐにメールを入れ、タクシーから電話をすると、まだ食事中だからタイミングが合わないという。
だんだん腹が立ってきた。
本当は怒ることなどないのに、相手のやさしさに甘えてしまう。
自分のキャパが小さくなっていることが恥ずかしい。

何とか会って、気の効いた土産らしいものなどなかったが、何とか渡すことができた。
でも、あまり喜んでいなかったようだ。
そりゃあ、あれだけ大声で怒鳴ってしまったのだから、気分も悪いだろうし、夜遅くに呼び出したことも腹立ちの原因かもしれない。
土産の内容自体も今一だったようだし・・・。

でも、いつも思うが、向こうにとっては不幸なことかもしれないが、こちらにとってはハッピーであればいいのだ。
自己中と言われようが、構わない。
所詮、私はそういう人間かも。
なぜならば、戻ってきて最初に見たかった顔だから。

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