起床は7時30分。

9時から朝食をとる。
やはりどこのホテルも同じような朝食だ。
ヨーグルトがきちんと保冷器で保管されていたのには好感を持てた。
食堂は本館の地下で、プールサイドにある。
もう少し暖かくなるといい眺めを観ながら食事が出来るかも。

9時30分にホテルを出て、バスに乗って中山公園へ。
別にケチったわけではないが、バスが好きだというJJさんの意見でしぶしぶ乗ったが結構楽しいものだ。
視点が高い分、タクシーよりも景色がいい。
そこに住む人の生活シーンに触れることもできる。

中山公園はさすがにすごい人出だった。
さすがに青島、上海よりも高緯度にあるためか、桜の花がまだかなり残っている。
さらにチューリップも最後の春を楽しんでいるようで、花壇は満開だ。
上海と違い、人の行儀はかなりいい。
ガツガツしていないのだ。

公園のあちらこちらでイベントが催されており、可愛い歌手が歌っていたりしたが、なぜかJJさんはそういうものに関心がなく、花ばかりカメラに収めていた。
もてない君もここまで来れば表彰状ものだ。
春というよりは初夏の日差しを一杯に浴びて、自然の光の快さを満喫した。
もやの多い、排ガス地獄の上海では味わえない幸福感だ。

その後、徒歩で八大関を見て歩き、海岸の日差しをエネルギーに、ファーストフーズをはしごし、海辺の休日を楽しんだ。
さらに、あまりの楽しさに、意地悪くも、常熟や台湾の友人に迷惑電話をして、自宅でモンモンとしている連中を羨ましがらせた。
日頃は割りにおとなしいJJさんも悪乗りし、彼らとの電話を楽しんでいた。
というのも、好きな海鮮料理を嫌というほど楽しんでいるJJさんはもう有頂天で、両手を広げて幸福感を身体一杯表現していた。

あまりに美しい海岸線の岩場、小青島から観た市街地、桟橋の人の多さと夕暮れに差し掛かる街のシルエット。
何を見てもすばらしい景色。
これだけでもはるばるやって来た甲斐があると思う。
その後、街を歩き、歴史ある青島駅を見て、さらに夜市を楽しみ、タクシーで海天ホテルの近くにある韓国料理店に行った。
だが、この店はLT部長のお薦めであったにもかかわらず、あまりのひどさに目を疑った。

料理、サービス、価格、いずれもひどい内容だった。
青島は韓国人が多く、韓国料理がきっと楽しめるだろうと思っていたが、満席のこの店がこの状態だと、青島での韓国料理はおそらく売り手市場、こういう料理で満足している青島は食事の面から見ればおそらく最悪の街だろう。
中華の海鮮料理もさほど美味しいとはいえなかったし、海辺の小店も美味くなく、安くなかった。
きっと青島は観光客も多く、飲食店の競争が少ないのだろう。

帰りのタクシーでJJさんが明日の労山行きの交渉をしていた。
280元で往復してくれるという。
人のよさそうな運転手で、交渉は成立した。
7時30分に迎えに来るという。

ホテルに戻り、本館地下のボウリング場で2ゲーム遊んだ。
もう何年もしていないしボールも合わないので、114/154ならさほど悪いスコアじゃない。
まだまだやれるなと思った。
部屋に戻る途中に先ほどのタクシーの運転手から電話で、スタートを30分早くしたいとのこと。
車両規制があって入れないかもしれないという。
朝食時間を6時30分に決め、それぞれ部屋に戻った。

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