とっておきの店

2006年8月7日
起床は6時。
昨夜の就寝が5時だったので1時間しか寝ていない。

京都本社へ久々の出社。
いろいろな部署に顔を出し、協力を要請。
出城にいると本丸でのさりげなく執拗なこういう動きが重みを持ってくる。
所属本部とも打合せをし、新規の業務を受ける。

昼にタクシーで大久保駅に出て、飲食街のラーメン専門店で冷麺を食べる。
美味い。
これが日本の味だ。
中国に帰りたくない、という気持ちが首をもたげる。

近鉄〜京阪と乗り継ぎ、北浜から地下鉄に乗って堺筋本町に出た。
ここはかつての職場のあるところ。
懐かしい顔に会いたかったが、今回は止めた。
国際センタービルの16階にあるメディカルセンターで皮膚科の医院を訪ねた。
上海で初春よりかかっていたが好転しなかった足の裏の皮膚の硬化を診てもらうためだ。

検査により、水虫など伝染性の可能性はなかったが、原因はまだわからない。
本来ならば通院を要するようだが、次回の来院は10月だというと2ヶ月分の薬を出してくれた。
根気強く治してゆくしかない。

それにしても変な病気だ。
左右の足がほぼ同じ所を患っている。
自分でも思い当たる事はない。
歳を取るとこれまでにかかったことのない病気が現実のものとなってくる。
老化は実に残酷な仕打ちだ。
長生きする代償にしてはつらいものがある。

大阪の大株主に決算説明をして回っている本社のI経理課長と夕方に落ち合い、好きなせいろ蒸し料理「三原」へ行った。
もう6年ほど通っている店で、誰かが大阪に来るとまずここへ連れてゆく。
上品で美味くてリーズナブルプライスで、客への接待にも使えるいい店だ。
1年半ぶりで行ったが、変わらぬ味で堪能する事が出来た。

店を出て、大阪駅までの途中に、学生の頃からの行きつけのバーに立ち寄った。
この店が無事にあるのは本当に嬉しいことだ。
オーナーのマスターはもう78歳。
既にボケは始まっているようだ。
まだ青臭かった頃の自分を思い出せる貴重な店だ。

I課長とは大阪駅で別れ、JRで新今宮まで出て、南海に乗り換えた。
電車待ちの間に、かつてよく行った店に電話をした。
場合によっては足を伸ばしてもいいかと思ったが、仲良しのチーママが最近再婚していないという。
素直に喜び、いい女で苦労していただけに幸せになってほしいと思った。

荷造りは翌朝に回し、バタンキューで寝た。

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