オカン

2010年2月2日 日常
関西出身の芸人がテレビで市民権を得たせいか、下品な「大阪弁」が巷を席巻している。 その一つが「オカン」というもの。 母親のことをさす下品で低俗的な言葉だが、今の若者は平気で使う。 リリー・フランキーのヒット作「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」が背中を押したのはいうまでもないが、60歳を越した私が聞くと、どうも耳障りだ。

「オカン」といえば、私には風邪引き症状の「悪寒」が出てくる。 日本酒(お燗)をあまり飲まない私にはこれ以外にはない。 ましてや、おくりびととは極力縁を持ちたくないと思っているから、そういう字(お棺)は思い出したくもない。 「オカン」、どうもいい言葉じゃない。

その好きじゃない悪寒に好かれてしまった。 背中を、身体中を走り回っている。 体温は微熱程度、頭は重い。 どうやら、昨日の夕方、雨が降る中を結構歩いたので、風邪を引いたようだ。 睡眠時間が少なかったのも利いたかもしれない。 昨夜から今日にかけて8時間も寝てしまった。 5時間が普通の私がそれ以上寝ると、体調がよくないことを示す。 起きたら咽喉が痛かった。 咳はない。

この冬はよく風邪を引く。 風邪の抵抗力が、いや、体力そのものが落ちているためだろう。
「もう歳やね」
カミさんもこの当たり前の言葉を言わなくなった。

医院に足を運ぶべきか、悩んでいる。 とりあえず売薬を飲んだ。 今夜は早寝しよう。 目標は日付変更線の手前。 取って置きの30年物のウイスキーを飲んでひっくり返るつもりだ。

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